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小岩のマタハリ娘(1)

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派手な電子音と華美なネオンに満たされた店内で私は早くも深い後悔の念にさいなまれ始めていた。
私の隣についたのは、アイという30を半ばを過ぎたであろう、フィリピンパブ嬢だった。
熟れ過ぎたりんごのような光を放つ唇がうす暗闇に妙に際立って見える。
すでに会話が途切れてからかなりの時間が経過していたように思う。
同行のキャバクラ仲間マッつんとジンはそれぞれのパブ嬢と身振り手振り、時には帽子の取り合いなどをしてじゃれ合いながら極めていいムードで小岩の一夜のキャバクラライフを目一杯エンジョイしているようである。
「タバコ吸ってもいい?」
私は、「ああ」とあいまいな返事をする。
本当は吸って欲しくないところだが、この状況でタバコを禁止したとしたら、一体どんな険悪ムードに包まれるだろう。まだ、煙に包まれたほうがましのなのである。
けたたましい電子音と、めくるめくネオンの光、そして咽ぶようなタバコの煙、そして、パブ嬢との無意味な沈黙のひととき。
ふいに、アイが店の入り口に向かって「いらっさいあっせー!!」と声を張り上げる。
私はつられてそちらを見る。
新しいお客さんのご入店である。
客である私が、他の客の入店を確認して、何の楽しみがあろうか。
「ねえ、歌って!」
アイが、タバコを持っていないもういっぽうの手でカラオケコントローラーを差し出して言う。
私は一気に窮地に追い込まれる。
酔いも回っていない、気分も乗っていない、こんなときに歌う歌はお経以上に悲しいものになるに違いない。
酒池肉林に浸る他の客を一気に現実に引き戻し、こんなとこ来なきゃよかったという思いにさせるに違いないのである。
しかし、アイの持つカラオケコントローラーは頑として私の前からどこうとはしない。
やむなく、私はそれを受け取り、選曲にかかる。
小林明子、五輪真弓、小田和正…どれもいまの気持ちを代弁するような歌手だが、途中でのどが詰まってしまいそうだ…
「アイさん、お時間です!」
神だ!
私は、名残惜しそうな振りしてカラオケコントローラーから目を放す。
アイは、すっくと立ち上がり、私を見つめる。
私もそれに応え、彼女を見上げる。
「淋しい?」
「…ああ」
私は、そう答え、急いで目を逸らせた。
DSCF1541
アイさん…

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